地産地消にこだわる森食品 たみちゃんシリーズ
2019年12月26日
添加物なしの本物の梅干しを食べてもらいたいという思いで、地産地消にこだわり梅干しを製造している森食品さん。母娘でアイデアを出し合いながら、「柚子こしょう」や「ゆずごしょうドレッシング」など梅干し以外にもいろんな商品を手がけています。そんな森食品さんにお話を伺いました。
添加物を一切使わない自家生産へのこだわり
私が梅干しを作り始めたのは何十年も前になりますけど、本格的に漬け始めたのは平成元年ですね。農協の直売所「木の花ガルテン」ができてからぼちぼちやり始めて、もう32年です。平成元年に木の花ガルテンができたので、それと一緒に歩んできたという感じです。商品も少しずつ増やしながら現在に至っています。
全て自家生産で、日田産の材料で添加物を一切使わずに作っています。それが、いちばんのこだわりです。
自信作の梅干しと、「ワンコインふるさと品評会」優秀賞の柚子こしょう
長年の経験やこだわりで作る梅干しは自信作です。
大きい梅干し用の南高梅など、梅も何種類もあります。品種により収穫時期が異なり、加工する商品も変わります。旬な時に収穫し、その時に加工を行います。紫蘇も自家製です。栽培、収穫から加工まで全て自家生産です。皆さんにクエン酸を抜いてない本物の梅干しを食べてほしいですね。実際、お客さんも「こんなのが欲しかった」と言って買ってくださります。
しかし、冬期は寒さもあり、どうしても梅干しの売り上げが下がりますから、それに代わるものはないかと思って作ったのが柚子こしょうです。また、ちょうどそのころ、大分県が推進する「ワンコインふるさと品評会」がありました。それに柚子こしょうを出品したところ入賞させていただいたんです。
柚子こしょうは、柚子の香りと唐辛子の刺激でよいアクセントになり、鍋物にお刺身、焼き鳥にもおいしいです。なんにでも合いますよ。
現在は皆さんがご存じの緑の柚子こしょうに加え、黄色の柚子こしょうも作っています。緑から赤になる唐辛子と、緑から黄色になる唐辛子は品種が違います。辛さは緑、赤、黄色の順です。辛いのが好きな方は黄色を好まれます。しかし、唐辛子は緑から黄色になるまで時間がかかるため、黄色の柚子こしょうの生産者は少ないんです。
母娘のアイデアから生まれる新商品
娘が6年程前から手伝ってくれるようになって、娘のアイデアで初めて購入する方用に使い切りの小さいサイズも作りました。 そうやっているうちにどんどん商品ラインナップが増えていったんです。 柚子こしょうがコンテストで優秀賞をいただきましたが、柚子こしょうは辛いですからね。もう少しいい塩梅の辛さのものを作ろうと思って作ったのが柚子こしょうドレッシングです。また、ゆずも無駄を残さないようにゆず茶や柚子生姜などもあります。あと、梅は傷のあるものを砕いて汁だけ煮詰めた梅エキスもあります。血流改善効果に優れ、生活習慣病の予防にもなります。体にとてもいいですよ。あまざけドレッシングは、甘みはないですが甘酒成分のアミノ酸等がたくさんで、美肌効果も期待できます。 梅干し以外にも、もっといろいろなものを作っていこうと工夫して、年々商品が増えています。
安心安全、自信作のたみちゃんシリーズ
うちの商品には、たみちゃんシリーズと名付けています。 パッケージにもこだわっていて、イラストですが作る私の顔が見え、お客さんが安心して購入し食べていただけるようにしています。 梅干しの容器は、梅の花の形に穴を開けた杉のトレーもあります。これも人気です。
どの商品も、自分のところで作ったものを食べてほしいという思いで、地産地消をモットーに作っています。全て自家生産というのがこだわりです。「安心安全。添加物は一切入っていませんよ」っていうところが売りですね。
〜人柄も森食品さんの魅力のひとつです〜
親子の笑顔が溢れる、とても温かい雰囲気のなか商品が生まれています。安心安全で生産加工まで、こだわりで作られる商品をぜひ皆さまもお召し上がりください。
連絡先
森食品
大分県日田市大山町西大山5208
H P https://morishokuhin.com/